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皆さんこんにちは!
横浜市を拠点に港湾建設業を行っている
株式会社斉藤組、更新担当の富山です。
今回は、港湾工事の最前線で活躍している“頼れる相棒”――重機・特殊機械たちをご紹介します!
陸の現場とは異なり、港湾建設は“海の上”という特殊な環境。
足元が揺れ、作業空間も限られており、潮の流れや天候の影響も大きいため、現場ごとに最適な重機の活用が不可欠です。
起重機船とは、海上に大型のクレーンを搭載した作業船のこと。
ブロック堤、ケーソン、鋼矢板などの重量物を、正確に吊り上げて所定の場所に設置します。
最大で数十トン〜100トン以上の構造物を持ち上げるパワー!
船の位置を正確に固定するため、スパッド(鋼製支柱)やGPSによる測位管理を使用
海が穏やかな時しか作業できないため、時間との戦いでもあります。
だからこそ、起重機船の正確でパワフルな作業が、工程の鍵を握っているんです。
海底の土砂や泥をすくい上げる「グラブ浚渫船」は、水深の調整や地盤整備、沈埋管路の敷設などに欠かせない存在です。
「グラブバケット」という大きな“鋏(はさみ)”のような構造で、海底の泥や砂を“ガバッ”とつかみ取り、船上へ引き上げていきます。
水中の視界ゼロでも、音響センサーとオペレーターの経験で高精度の掘削!
取った土砂は、運搬船に積み替えて陸に運ぶ or 適切な処理場へ
浚渫作業は水質・生態系にも影響を与えるため、環境保全にも配慮した慎重な作業が求められます。
プラント船とは、海上でコンクリートを製造し、そのまま**打設やブロックの型枠流し込みを行う“浮かぶ工場”**のような存在です。
陸からの輸送が困難な場所では、
型枠を設置 → コンクリートを現場で練って流し込む → 養生まで海上で完結!
これにより、施工の効率化・コスト削減・工期短縮を同時に実現できます。
港湾建設のような大規模インフラ工事では、移動できるプラントの存在がプロジェクト成功のカギを握るのです。
私たちの仕事場は、地面が固定された陸上ではなく、“絶えず変化する海の上”。
だからこそ、こうした機動力・精度・耐久性を兼ね備えた特殊重機が、日々の作業を支えてくれています。
「人の力だけでは限界がある」
――そんな現場で、重機と職人のタッグが、ダイナミックな海の構造物をひとつひとつ築き上げているのです。
🔜次回は【第6シリーズ】
「安全第一!現場での安全管理の工夫」
私たちが命を預ける現場で、どんな工夫や習慣が根づいているのか、詳しくご紹介します!
次回もお楽しみに!
株式会社斉藤組では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
横浜市を拠点に港湾建設業を行っており、手当も豊富にご用意しております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!